いなべ市|情報誌「Link」2017年2月号(vol.158)
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まちで起こった出来事や気になるあの人を紹介します。 12月14日(水)、第36回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」の技能競技種目(電子機器組立)で銅賞を受賞した㈱デンソー大安製作所の斑目明さんが市長を表敬訪問しました。この大会は10月28日(金)~30日(日)に山形県で開催され、今大会に出場した三重県の選手は斑目さん1人でした。 斑目さんは㈱デンソーに入社し7年目。難聴のハンディキャップを抱えながら3か月間の特訓をこなし大会に出場しました。 斑目さんは「苦しい特訓を乗り越えてきました。受賞発表前はすごく緊張しましたが、銅メダルが獲得できてうれしいです」と市長に報告し、市長は「斑目さんが受賞したことは障がいをもっている人の励みになります。トップランナーとしてさまざまな分野で頑張ってください」と話しました。デンソー大安製作所斑目明さんが表敬訪問木漏れ日に照らされるツバキ(大安町丹生川中) 11月15日(木)、大安中学校テクニカルボランティア部がカンボジアのトラパインサラ村へ井戸を寄贈したことについて、現地の状況が部員に報告されました。 部員は市内の間伐材で家具を製作し、地域の皆さんに販売しています。その売上金で、開発途上国へ井戸を寄贈する活動を続けています。 今回の寄付金は25万円。これまでの活動で寄贈した井戸は合計5カ国8基になります。 トラパインサラ村では、井戸ができる前、約3㎞離れたため池の不衛生な水を生活用水にしていました。井戸は7月に完成。10世帯49人に衛生的な水を供給しています。村民から「井戸を大切にしていく」と感謝の言葉が届けられました。カンボジアから喜びの声大安中テクボラ部、井戸を寄贈寄贈された井戸と現地の子どもたちアビリンピックで銅賞大会で組み立てた作品の説明▲メダルを首からかける斑目さん(写真右)と日沖市長82017.2 Link

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