いなべ市|情報誌「Link」2016年11月号(vol.155)
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 立田地区では、都市との交流、雇用を目的に地域が作る地域の農園「NPO法人立田地区秀ほつま真ふるさと農園」を8月に立ち上げました。一般にお店で並んでいるような商品では市場で勝てないため、大阪市場のニーズを情報収集しながら、必要とされている珍しい野菜や果物の試験栽培をしています。 栽培をしているのは地域おこし協力隊の小野綾子さん。専門的な知識を持つ小野さんは2年後の本生産を目指し、データを取りながら競争力のある野菜や果物に挑戦中。オレガノ、ミントなどのハーブやパールトマト(写真右)、食用ほおずきはすでに出荷を始めています。答えは「食用ほおずき」日本ではまだ数少ない食用ほおずき。西洋料理や洋菓子などに添えられ、今注目の野菜です。味は果物のような甘い感じ。ふるさと農園では「ぼんぼりトマト」として出荷しています。  ▲実の付き具合を確認する小野さん◀試験栽培を行っているビニールハウス(藤原町篠立)▲堆肥づくりを手作業で行う42016.11 Link

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