いなべ市|情報誌「Link」2016年8月号(vol.152)
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2つの事業がスタートPick UP!ピックアップ地域の高齢者を支える    生活支援体制整備事業  “生活支援コーディネーター”≪地域支え合い推進員≫が地域の支え合い活動を発掘したり、新たな支え合い活動のお手伝いをします。•各地域のサロンやボランティア活動で、どういった人が、どのような活動をしているかを把握していきます。•ご近所同士でのおすそ分けや茶話会、サロンなどでの交流は、高齢者に大きな支えと社会参加の機会になります。今の地域での関係を大切にしながら、“もっとこんなことがあったらいいな”をカタチにするお手伝いをします。•さまざまな人や機関、団体と一緒に、支え合い活動や生活支援サービスなどを考える機会をつくっていきます。      介護予防・日常生活支援総合事業   (新しい総合事業) 要支援者などのサービス利用を、デイサービスやホームヘルプサービスから、介護予防を主とした地域の多様なサービスへと徐々に移行し、住み慣れた地域でいつまでも生活できることをめざしていくものです。 今後、自立した日常生活を実現するために、ボランティア、NPO、民間企業や団体など、地域の多様な主体による生活支援サービスなどが大変重要になります。また、高齢者自身も場合によっては支え手側にまわり、地域全体で支え合いを行っていく必要があります。 長寿福祉課78-3520みんなで支え合っていこう!「重い物が持てないし、掃除機をかけるのが大変…」「車の運転ができないからどうやって買い物へ行こう…」「身の回りのことは大体できるけど、一人だと不安だな」 年を重ねる中で、こういった困りごとが出てきたとき、皆さんは、家族、親戚はもちろん、ご近所さん、友人、仲間に「助けて!」と言えますか。 日常生活の困りごとを、公的なサービスだけで補うことはできません。地域で、何気なく行われている助け合いこそが重要です。 今後、高齢化が進み、一人暮らしの高齢者や高齢者夫婦のみの世帯が多くなることが予測されます。 そのため、高齢者が住み慣れた地域で暮らしを継続できるよう、「医療」「介護」「介護予防」「住まい」「生活支援」が包括的に確保される体制(=地域包括ケアシステム)づくりが必要です。 平成27年4月の法改正で、全国の市町は4つの事業を3年以内に始めることになりました。 ①介護予防・日常生活支援総合事業 ②在宅医療・介護連携推進事業 ③生活支援体制整備事業 ④認知症総合支援事業 いなべ市は、②の事業を平成26年度から実施しています。今年4月からは①と③の事業を始めました。地域包括ケアシステム構築に向けて新事業新事業生活支援コーディネーター      畑中美奈子さん(市社会福祉協議会へ委託)地域や団体へお伺いしたときはよろしくお願いします。気軽に声をおかけください♪ 上相場自治会では、平成28年度コミュニティ助成事業(宝くじ助成)の採択を受け、集会所にコピー機とスクリーンを整備しました。 これまで外注していた印刷物を自前で印刷できるようになり、事務の迅速化や経費削減が期待されます。 今後、自治会で行われるさまざまな行事でスクリーンを有効活用します。宝くじの助成金で整備しましたこの助成事業は、宝くじの普及・広報を図ることを目的として、一般財団法人自治総合センターが行っています。132016.8 Link

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