いなべ市|情報誌「Link」2016年5月号(vol.149)
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4 未来へつなぐ人を描く4-1 【藤原小学校開校準備】 平成29年4月に学びと育ちをつなぐ小中一貫教育の藤原小学校が開校します。地域、保護者、学校で構成する藤原小学校開校準備協議会では開校に向けて学校運営、通学体制、PTA組織体制などの協議を重ねています。校舎の建設も進み、校章や公募による校歌の歌詞も決まり、ハードとソフトの両面で準備が着々と進んでいます。平成28年度から新たに藤原小学校統合準備室を設置して開校の準備を加速します。4-2 【笠間小学校の改築】 校門を過ぎると、樹齢100年にもなる2本の大きな「栴檀(せんだん)」の木がある笠間小学校。 校舎は建築から40年以上が経過し、体育館も老朽化しています。良好な教育環境を維持するために校舎と体育館を建て替えます。平成28年度に児童は仮設校舎に移り、旧校舎の解体と新校舎の建築が始まります。新しくなった校舎から子どもたちの歓声が聞こえるのは平成30年度を予定しています。4-3 【小学校大規模改修】 子どもたちが安全で安心し、充実した学校生活を送るために教育環境を整備していくことは重要です。建築から20年以上経過し、老朽化した校舎を計画的に大規模改修して施設の長寿命化を図っています。平成27年度に着手した治田小学校の大規模改修は平成28年度に完了を迎えます。 また、熱中症予防や快適な環境を確保するため、保育園と小中学校に計画的にエアコンを設置してきました。平成28年度には丹生川小学校のエアコン設置工事を実施します。4-4 【放課後児童クラブ室の整備】 放課後児童クラブは、保護者が仕事などでいない家庭の子どもたちをいつも温かく迎え、みんなで楽しく過ごす時間を提供しています。員弁町の放課後児童クラブ「スプリング」が利用している旧員弁中保育園が老朽化しているため、平成28年度に建て替えます。年々児童が増加していることから、員弁西小学校と員弁東小学校の児童に分けて運営できるように、同一敷地内で施設を分け、子育て支援の充実に努めます。4-5 【いなべ学び舎(や)事業の推進】 放課後の小学校教室を利用して、学習支援が必要な児童に宿題などの指導を行っているのが「いなべ学び舎事業」です。退職教員を中心に学びのアドバイザーが週4日、1時間から2時間、夏休みもサポートしています。平成27年度から阿下喜小学校をモデル地区として実施してきました。保護者からは「学び舎に行くようになってから、帰宅後、すぐに机に向かって宿題の続きをするようになりました。」と喜びの声も。平成28年度は新たに三里小学校で事業を開始します。4-6 【員弁東保育園の移転】 員弁東保育園は建築から30年以上が経過し、建物本体の傷みが激しく手狭でもあるため、良好な環境での保育が困難となっています。安全で安心して保育ができる環境を整備するため、大泉公民館付近に移転し建築します。移転先の敷地面積は現在の1.5倍で、低年齢児保育のニーズの増加に対応できる園舎にします。平成28年度に設計を行い、平成30年度の開園を予定します。笠間小学校完成予定図(イメージ)北勢線事業運営協議会長賞  佐野太一さん(十社小4年)82016.5 Link

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