いなべ市|情報誌「Link」2016年5月号(vol.149)
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に東員インターチェンジが、平成30年度には大安インターチェンジが完成予定です。早期の全線開通に向けて国や県と連携を強化し、地権者や沿線自治会との調整を進めます。 県道北勢多度線から新庁舎へ進入する市道阿第107号線(全長600m)の工事は、平成27年度に着手し、平成29年度の完成予定です。 トヨタ車体㈱いなべ工場と国道421号を結ぶ市道笠田新田坂東新田線(全長1,850m、内750mは供用済)は、国の交付金を活用して平成28年度は260mの工事を進め、平成30年度の完成を目指します。 また、丹生川久下の国道365号から青川右岸に沿って丹生川上の旧国道306号を結ぶ市道丹生川久下2区119号線(全長1,300m)は、国の交付金を活用して平成28年度から工事に着手します。ティシエやシェフを迎え、カフェやレストラン、地元の農産物や工芸品を一流のセンスで磨きをかけた店舗が集まる「にぎわいの森」を整備します。単なる市役所として機能を果たすだけでなく、市民の皆さんが交流する場として、また、名古屋などの都市圏から客を呼び込み、いなべににぎわいをもたらす拠点とします。地元の優れた食材や工芸品が都市圏にも広がり、来訪者がいなべの既存店や名勝に足を伸ばすことで、まち全体の活性化を目指します。1-2 【北勢線の運営支援】 平成12年、近鉄の北勢線廃止表明は沿線住民に大きな衝撃を与えました。強い存続要望を受け、運営を継承した三岐鉄道を沿線市町や国、県などが支援し、存続から14年目を迎えます。市民の皆さまと三岐鉄道、沿線市町が力を合わせてリニューアル事業と利用促進に努めてきました。乗客数は存続時当初と比較して18%の増加に転じ、年を追うごとに収支も改善しています。しかし、運営費の多くは国や県、沿線市町の補助に頼り、赤字状態が続いています。平成27年度までの支援に続き、平成28年度から平成30年度までの3年間、いなべ市は毎年約7,800万円の継続支援を行います。 土木遺産であるねじり橋やめがね橋、沿線の史跡を訪ねる交流会など北勢線の活性化に向けたイベントも多く催されています。通勤や通学などの利用促進に加え、地域資源を活用し、集客力の向上に取り組みます。1-3 【アクセス道路の整備】 東海環状自動車道が完成すると、いなべ市は三重県の北の端から「北の玄関口」になり、産業や観光など、地域の発展が期待できます。平成28年夏めがね橋で撮影する交流会参加者東海環状自動車道の橋梁入賞 藤田和芭さん(十社小4年)42016.5 Link

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