いなべ市|情報誌「Link」2016年3月号(vol.147)
3/20
※シビックコア…食堂と会議室を兼ね備えた施設。(市の定義)いずれも市民が集い活動するスペースとして利用が可能。庁舎を建設するにあたり、コンセプトとして大きな柱を3つ建てました。市民に愛され、市民の安全を守る。 なにより、市の誇りと感じてもらえるような庁舎を計画しました。市民をあたたかく迎える開かれた庁舎•豊かな樹木に包まれ、緑と共存する庁舎•周辺の自然や住宅に対して、圧迫感の無い低層の庁舎•全国屈指のパティシエやシェフを招き、市内の賑わいを創出する「にぎわいの森」を設置し、観光の拠点としての機能を盛り込むわかりやすく使いやすい庁舎•庁舎は「行政棟」「議会棟」「保健センター」「シビックコア※」の4棟で構成•総合窓口や福祉関係窓口など市民利用の多い部署を行政棟1階に配置•施設を共用するため、シビックコア※に会議室を集約安全安心を守る庁舎•災害対策本部として機能する行政棟は免震構造とし、災害時も継続して機能する庁舎•電気・通信回線については二系統以上引き込むなど、いかなる状況でも庁舎機能を維持できる庁舎•自然換気、採光、太陽光発電、雨水貯留などを利用し、インフラ断絶時にも自立運用できる庁舎(行政棟1Fイメージ図)(イメージ図) 新庁舎概要≪建物位置≫ いなべ市北勢町阿下喜地内≪敷地面積≫ 約36,880㎡≪延べ床面積≫ 約14,600㎡≪階数≫ 行政棟:地上2階、地下1階 議会棟:地上2階、地下1階 シビックコア:地上2階 保健センター:地上2階≪駐車台数≫ 約300台≪構造≫ 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造・木造≪概算工事費≫ 庁舎建設工事57億円 造成、外構工事(用地費含む)20億円 保健センター建設工事12億円 にぎわいの森整備工事5億円※国の財政支援を受けるため、 市の実質負担は30~40億円。計94億円32016.3 Link
元のページ