いなべ市|情報誌「Link」2016年2月号(vol.146)
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市民活動って? センターの5つの機能●ネットワーク機能 各団体のネットワークを築き、それぞれの活動が活かされるようにします。●コーディネーション機能 市民活動をしたい人と市民活動をしている団体をつなぎます。●活動の個別支援機能 ・会議や活動状況の情報交換の場所を提供します。 ・会報などの印刷に必要な機器を設置しています。 ●活動促進の学習・研修機能 講座や意見交換会など、学び合う機会を企画します。●情報提供機能 情報誌の設置、インターネットの利用など情報の発信 および収集を行います。 一般的に市民活動とは、社会の課題を解決するため、自主的に行う社会貢献活動と言われます。 固く考えず、人と人とのつながりを通じて、興味があることに取り組んでいただけたらと思います。 自分らしい方法で自分の心が楽しくなるような活動をしていただきたいと思います。 センター長 辻久好 VOICE 開設以来、利用しています。会の冊子を作る時に、アドバイスをいただくなど、活動の手助 けをしてもらっています。ふるさといなべ市の語り部の会 会長 伊藤忠さん NPO法人いなべ市民クラブ結成1年 いなべ市市民活動センターを市が外部に委託することになり、「いなべのセンターは市民の手で運営しよう」と、いくつかの市民活動団体のメンバーが中心となって、特定非営利活動法人いなべ市民クラブを平成26年10月に立ち上げました。 センター運営の委託を受けて、今年4月に1年を迎え、多くの人にご利用いただいています。それぞれの想いを実現しやすく、楽しい活動ができるセンターを目指しています。ぜひ、皆さまもご利用ください。今後ともよろしくお願いします。 特定非営利活動法人いなべ市民クラブ 理事長 隂地吉照約120の市民活動団体が登録 市民活動を行うときに共通して必要なものは、活動を広げたいときや活動に困ったときの支援。市内の市民団体が増え、それぞれのニーズに対応するため、市では、平成20年に情報発信と収集、相談業務など総合的に市民活動を支援するいなべ市市民活動センターを開設しました。 平成20年の開設以来、利用者は年々増え、平成26年度には延べ約2800人が利用されました。昨年4月にはさらに利用しやすいセンターを目指し、いなべ市から「特定非営利活動法人いなべ市民クラブ」に事業を委託しています。 現在、いろいろな分野をテーマに活動する約120の市民団体(法人、NPO法人、任意団体、個人を含む)がセンターに登録し、地域や分野を超えて活動されています。誰かの役に立つということ 市民活動と一言でいっても、その活動はさまざま。子育てをテーマに活動する団体、地域の高齢者が元気でいられるよう定期的にサロンを開催する団体、楽器やダンスなどをいろいろな施設で披露する団体…。どの団体も、それぞれの活動が誰かを助け、誰かの心を笑顔にしています。 そして、それらの活動は義務でも、ノルマでもありません。ある団体の会長にボランティアを続ける理由を伺うと、「最終的には自分のためかな」と答えられました。その活動は人から人へとつながり、広がっています。32016.2 Link
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