いなべ市|情報誌「Link」2016年1月号(vol.145)
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「い~なべ」食材2.サトイモご夫妻(大安町石榑東)森 明夫さん・いさをさん「黒ボク」と呼ばれる土壌でできたサトイモは天下一品!「い~なべ」に入れたら、心も表情もホクホク夫婦でこだわりのサトイモ作りを行うプロ。「うちのはもっちもちで鍋に入れるとうまい」と言い切る自信があります。 今年81歳になった明夫さんのサトイモ栽培への情熱は衰えることを知らず、品種のこだわりや、管理など妥協を許しません。 森さんの愛情を受けて育ったサトイモを食べてみると、そのもちもちとした食感と柔らかな舌触りの心地よさ、そして濃厚な甘さに言葉を失います。「こんなにサトイモっておいしかったっけ?」そんな素朴な疑問を感じてしまうほど、鍋の中に入れると、他の野菜を圧倒する気品のある味。 森さんはサトイモのほかにも、ネギやキャベツといった鍋にぴったりな食材も生産し、地元の農産物直売所やスーパーなどに出荷しています。 いなべ産のサトイモは家族を笑顔にしてくれます。 お店にはいろんな産地の野菜が並びますが、その中でも地元のサトイモがいかにおいしいかを家族みんなに知ってもらうのに、い~なべはいいきっかけになるのではないでしょうか。 真っ黒な土壌が広がる畑の一角で、森さんご夫婦は笑顔で迎え入れてくれました。慣れた手つきで土を掘り起こして茎を持ち上げると、鈴なりに生育したサトイモが姿を現します。「黒ボクだから、ここら辺のサトイモはうまいで」 森さんの言う「黒ボク」とは、黒くて柔らかな土壌のことで、おいしいサトイモができることで知られるそうです。生産者1.真っ黒な「黒ボク」と呼ばれる畑で育ったサトイモ 2.掘り起こすと土の中からゴロゴロと食べごろのサトイモが出現! 3.収穫時期は、明夫さんの弟、昭文さんも作業を担います 4.この日もたくさん採れ、森さんの表情も緩んでいました 5.森さんの畑では、この日キャベツも収穫の時期1234552016.1 Link

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