いなべ市|情報誌「Link」2016年1月号(vol.145)
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「い~なべ」食材1.シイタケ杉山 健二さん(北勢町其原)おいしい地下水で育つシイタケは格別「い~なべ」で味わってみて!シイタケ栽培約50年のスペシャリスト。「歯ごたえと香りがよく、鍋にもぴったり」と太鼓判をいただきました。 ビニールハウスの中に入った途端、シイタケの豊かな香りが漂い、思わず食欲をそそられます。棚に並ぶ菌床からは、食べごろに育ったシイタケが顔を出し、杉山さんは目を細めながら、その1つ1つを丁寧に手で摘み取っていきます。 重機のオペレーターをしていた杉山さんが、同じ重機を使って作業するシイタケの栽培を始めて約50年。シイタケの味の決め手は、水、空気、湿度で、この中でも特に杉山さんは、水にこだわってきました。試行錯誤の末にたどり着いたのが、自宅の近くの地下80メートルからくみ上げる地下水。「ここの地下水の質は最高で、この水を使うようになってから、生育の具合と味がよくなった」と話します。 菌床栽培と原木栽培を手広く行い、菌床約9,000個、原木約2,000本を丹精込めて育て、地元の食料品店などに出荷しています。 そのシイタケを調理して実際に食べてみると、まず驚かされるのが、香りの高さ。そして味も濃厚で、口の中いっぱいに満足感が広がります。鍋の中に入っていると、他の野菜と共存しつつも、ひと際光る存在感を示してくれます。 メイド・イン・いなべのシイタケを味わうには、鍋はぴったり。鍋をオリジナルのい~なべへとステップアップさせてくれるとびきりのアイテム、地元のシイタケをぜひ一度試してください。生産者1.菌床栽培で収穫された、香り高いシイタケ 2.菌床栽培を行うビニールハウスでは、22℃から23℃に温度管理されています 3.シイタケは一晩で食べごろのサイズに育つそうです 4.杉山さんは、菌床栽培だけでなく、原木栽培も手がけています◀菌床を漬け込むのに使うのは、清涼で温度変化の少ない地下水。この水がシイタケを美味しくさせるそうです123442016.1 Link

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