いなべ市|情報誌「Link」2015年10月号(vol.142)
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 もともと飽き性だということですが、金属造形というアートにはまだまだやり切れていないことがあって、創作意欲は尽きないそうです。自然豊かな環境が気に入り、いなべに移住をして3年弱。いなべの自然の中には素朴な美しさがあり、その美しいと思える自分の感覚を確かめながら創作を続けることが、いいものを創る上で大事だと言います。 写実的で、近未来を想像させる作品がこれからも、いなべの地から生まれていきます。 そんな柴田さんには、金属造形を続けること以外に大きな夢があります。それは、「子どもから大人まで幅広い人たちが、クリエイターやアーティストと一緒に、気軽に創作できる空間をいなべに造り、アーティストが育つ街にすること」。 「楽しそう」でつながる人の輪が形になることを願って創作に没頭する柴田さんの目は、明るく希望に満ちていました。はしもとさん、柴田さんの作品に出会えるイベント開催。Green Creative Inabe CAMP & ART! はしもとさん、柴田さんの作品展示などを行う「生業・アートスペース」や「農・食スペース」「自然・アウトドアライフスペース」といったいなべのPRのほか、はしもとさん、柴田さんのワークショップも開催。●開催日時 10月3日(土)11:00~●場所 ミッドランド スクエア B1F     アトリウムイベントスペース    (名古屋市中村区名駅四丁目7番1号)●参加料 無料 政策課  74-5840美しいと思える自分の感覚を夢がある。いなべで生まれる明るい未来がある確かめること柴田さんが生み出した作品の数々。柴田さんは銅版による生物のオブジェのほか、錫(すず)を加工した器なども制作します▲作品「Dream of Sepia」▲作品「ライと兄弟」52015.10 Link

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