いなべ市|情報誌「Link」2015年10月号(vol.142)
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 秋です。皆さん、芸術を親しんでいますか? いなべには、アートで街を盛り上げようと活動する若い人たちがいます。 若い感性に触れ、ぜひモノを創るきっかけづくりにお役立てください。今にも動き出しそうなリアルな動物たちがいっぱい!いなべでアートするわかものたち 北勢町に移り住み、約2年。主にクスノキの丸太から、リアリティ溢れる動物を彫刻で制作するアーティスト。作品は身近なイヌやネコのほか、ラクダ、カメレオンなど多岐にわたる。兵庫県出身。 等身大のイヌ、ネコ、ラクダ…。 アトリエに入ると、はしもとさんが生み出した、たくさんのかわいい動物たちに出会いました。  はしもとさんが動物の彫刻を作品にしていく決意を固めたのは、15歳の時。故郷、尼崎で阪神・淡路大震災が起こった際、亡くなったイヌやネコの命は取り戻せないけれど、せめて彫刻で再現したい、と思ったそうです。それ以後は彫刻に没頭し、今では海外からも受注が入り、予約だけで数年先まで入っている人気アーティストになりました。 いなべに移り住んだ理由は、自然が豊かで、野生の動物たちにたくさん出会え、創作意欲を掻き立てられるから。動物を見ると、創りたい、という意欲が今もこんこんと湧くそうです。はしもと みお木彫◀海外に住む日本人に納められる作品群。この創作にあたり、はしもとさんは現地まで行って、実際に動物たちに会ってきたそうです※現在、はしもとさんは数年先まで予約が入っているため、新規の受注は行っていません特集122015.10 Link

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