いなべ市|情報誌「Link」2015年9月号(vol.141)
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ふとした気づきの通報を!~高齢者見守りネットワーク推進中~<通報(連絡)件数>平成24年 25件平成25年 19件平成26年 19件◆通報内容 一番多いのは、安否確認や悪徳商法に関するもの。他にも、生活不安、認知症、徘徊・行方不明、虐待に関する通報が寄せられています。◆通報者 友人・近隣の人、宅配業者、民生児童委員など 「最近○○さんの顔を見かけなくなったな…」「○○さん家の郵便ポスト、新聞や郵便物がたまったままだな…」「一人暮らしの○○さん、あんな格好でフラフラどこに行くのかな…」といった地域のみなさまから“ふとした気づき”の連絡をいただくことで、事故などの未然防止につなげます!!おいたら、入院が必要になっていたかもしれません…。 このように、“ふとした気づき”から、関係機関へ連絡を入れていただいたことで、早急に対応することができました。何か気づいたことがありましたら、地域包括支援センターや行政、地域の民生委員などへご連絡ください。 また、日頃から地域の方など色々な人と顔を合わせておくことで、“ふとした気づき”につながっていくこともあります。これから、一人暮らしの方や高齢者世帯が増えていく中で、ご近所付き合いがますます大事になってくるのではないでしょうか。<実際の事例>■Cさん(女性88歳)宅に訪問したガス業者からの通報 Cさんは、一人暮らしで認知症がありますが、地域の見守りや協力があり、安定した生活を送っていました。 ある日、ガス業者がCさん宅に訪問したところ、鍵がささったままで応答がありませんでした。ガス業者は以前も訪問したことがあり、何かおかしいなと思い、地域包括支援センターへ連絡を入れました。 地域包括支援センター職員と担当ケアマネジャーがすぐ訪問すると、Cさんは布団にくるまっており、顔色が悪く、ご飯も食べていない様子…。体調を取り戻すため、しばらくショートステイの利用を調整しました。このまま放って 長寿福祉課 78-3520 地域包括支援センター 82-1616日本脳炎の予防接種を受けましょう 日本脳炎の予防接種後に重い病気(副反応)になった事例があったことをきっかけに平成17~21年度まで、日本脳炎予防接種の案内を行いませんでした。その後新たなワクチンが開発され、現在は通常どおり受けられるようになっています。 平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの人で、20歳未満であれば4回接種することができます。 また平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの人で1期の接種機会を逃した人は、2期の接種期間(9歳~13歳未満)であれば1期の残り分を接種することができます。 母子健康手帳を確認し、未接種があれば接種しましょう。●通常の接種対象者 生後6か月~7歳6か月未満の児<標準的なスケジュール>●1期初回 2回接種(6日~28日の間隔をおいて2回接種)※3歳●1期追加 1回接種(初回接種後おおむね1年の間隔をおいて1回接種)※4歳●2期 1期接種を終えた9~13歳未満の人※小学4年生で通知 健康推進課 78-3517福祉医療費受給資格証の更新 毎年9月1日に福祉医療費受給資格証を更新しています。8月31日までの受給資格をお持ちの人で、引き続き受給資格がある人には8月下旬に更新申請の案内通知を送付しますので、更新手続きをお願いします。福祉医療費制度とは… 福祉医療費助成制度は、障がい者・子ども・一人親家庭などの人が医療機関で診察を受けたときに支払った自己負担金(保険適用分)の一部または全部を県や市が助成する制度です。●障がい者医療費助成•1級~4級の身体障害者手帳をお持ちの人•判定機関で、知的障がい者と判定された人のうちIQ50以下の人、またはA、B1の療育手帳をお持ちの人•1級の精神障害者保健福祉手帳をお持ちの人(通院分のみの助成)●障がい者(後期高齢者医療制度適用者)医療費助成•65歳以上の人で、障がいがあり、あらかじめ後期高齢者医療で認定を受けた人●子ども医療費助成•15歳になる年度の3月末日(中学生)までの入通院分●一人親家庭等医療費助成•18歳未満の児童を扶養する一人親家庭の母または父および18歳未満の児童•父母のいない18歳未満の児童162015.9 Link
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