いなべ市|情報誌「Link」2015年3月号(vol.135)
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32015.3 LinkFeature article消防団とは 消防団は消防組が戦後編成替えされたもので、その設置は市条例で制定されています。消防本部が「常備消防」なのに対し、消防団は「非常備消防」と呼ばれています。消防団員の身分は特別職(非常勤)の地方公務員であり、それぞれの職業を持った地域住民が入団しています。団員数は14分団327人 いなべ市を4ブロック(北勢、員弁、大安、藤原)に分けています。各ブロックの中には、さらに分団があり、北勢地区4分団、藤原地区3分団、大安地区4分団、員弁地区3分団、全14分団で地域の安全を守っています。 消防団員数は全327人、災害・火災時は昼夜問わず出動します。所属地区が分かるように活動服おTOPICSいなべ市初!少年消防クラブ結成!! 将来の地域防災を担う人材を育てることを目的に「いなべ市少年消防クラブ」が設立されました。出初式では、新しい制服に身を包んだクラブ員が紹介され、任命式と団旗の授与が行われました。 子ども達は、土日、夏休みなどを中心とした年10回程度の活動を通して、消防・防災に関する正しい知識と技能を身につけます。 活動は、消防の仕組みや仕事・火災予防などについての講義や、消防署・消防団と連携した実技、各施設の見学などを予定しています。よび消防車両の標識灯には各地区の色別をしています。 車両は26台あり、各分団ごとに水槽付き消防ポンプ自動車、消防ポンプ自動車などが配備されています。【各地区の色別】北勢地区…銀色 員弁地区…黄色大安地区…赤色 藤原地区…緑色藤原地区第1~3分団北勢地区東、西、南、北分団員弁地区第1~3分団大安地区東、西、南、北分団◀水槽付き消防ポンプ自動車(Ⅰ-A型)A-2級ポンプと1,500リットルの水を積載できる水槽などを備えた車両。積載水を使って直ちに消火活動が行えるのが特徴。いなべ市には2,000リットルの水を積載している車両もある。消防ポンプ自動車(CD-Ⅰ)▶サイズによりCD-Ⅰ型やCD-Ⅱなどがある。水槽は装備しておらず、消火栓や川などに水利部署し、消火活動にあたるのが主な任務。1分間に2,000リットルの水(浴槽約10杯分)の放水が可能な適度なスペックを有するA-2級ポンプが搭載されていますリーダー   山田陽太さん(小5)サブリーダー 今飯田琉輝さん(小5)クラブ員   門脇有里さん(小5)、福島純奈さん(小5)       渡辺うべあさん(小5)、日沖蒼生さん(小4)

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