いなべ市|平成25年度 施政方針
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5 誇れる故郷へつながる道5-1 観光のブランド化 市外の方から「素晴らしいまちですね!」と言われて初めて、自分の地域の良さに気付くことがあります。外部の方から褒められ評価されると、嬉しくなるのはもちろんのこと、次には自分の地域を自慢したくなるものです。観光地へ行くと売店のおばさんが「あそこは見といで」と観光案内までしてくれた経験はありませんか。地元の方がひとりでに地域自慢を始めたら、その地はきっと素晴らしいまちです。 そこで、いなべでしか体験できない観光コースを創り、参加者から感想を聞くモニターツアーを実施します。また、観光の企画力を育成するため、食や文化、街並みなどいなべの魅力の発掘から旅行の商品化までの企画力を身につける「里の旅プランナー事業」にも取り組み観光のブランド化を進めます。さらに、総務省の「外部専門家活用事業」により、まちづくりや観光分野に知識と経験を持った専門家を招き、街並みの活性化に取り組みます。 ハード面では、農業公園レストラン「フラール」を新設するとともに、いなべ公園内に散策路を整備するなど、人を呼び込み質の高いサービスを提供できる観光都市を目指します。5-2 自然エネルギーの普及 我が国のエネルギー政策は過渡期に来ており、太陽光や水力、木質燃料を利用した自然エネルギーの普及は持続可能な社会を創るうえで欠かせません。しかも、昨年7月から再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まったことから、今まで利用されてこなかった土地にも新たな可能性がでてきました。この絶好の機会を逃すことなく自治会などが所有している未利用の土地に太陽光発電を誘致するとともに、市が管理する河川や農業用水路を利用した小水力発電、木質燃料を利用したハウス栽培など、自然エネルギーの普及に努めます。5-3 全国1位の電子市役所 全国1位の電子市役所が更に便利になります。ホームページ、携帯電話へのメール配信、図書や施設の検索予約など、便利で使いやすい情報サービスや、セキュリティ対策を評価する「日経・自治体ITガバナンスランキング」で、いなべ市は5万人未満の自治体で1位、全自治体で12位を獲得しています。今年度は、スマートフォンやタブレット端末の普及に対応し、各庁舎や文化施設などで公衆無線LAN(Wi-Fi)が利用できるようになります。住民票のコンビ二交付と合わせて市役所がより便利になります。5-4 伝わる広報 情報誌Linkの編集に昨年から電子編集システムを導入し、外部委託から職員自らの編集に切り替え、「伝わる情報誌」として工夫を凝らしています。さらに、三重テレビと提携し、いなべブランド事業の番組を作成し、放映すると共に、その番組をプロモーションビデオとして活用し、いなべの先進的な取組を全国に紹介します。5-5 10周年を祝う いつの時代もお祭りは結束を高め、人々を元気にしてくれます。そこで、地域の活性化のためにお祭りの持つ力に期待が寄せられています。今年はいなべ市10周年の記念すべき年です。桜まつり、あじさいまつり、納涼花火大会、農業まつり、そば祭りを開催して10周年を祝うとともに、いなべの絆が強まり、いなべが元気になる政(まつりごと)を進めます。員弁庁舎 広報秘書課74-5802問T74-5821F若者の知恵と工夫が結集した小水力発電コンテスト若者の知恵と工夫が結集した小水力発電コンテスト若者の知恵と工夫が結集した小水力発電コンテスト大盛況だった今年のそば祭り大盛況だった今年のそば祭り大盛況だった今年のそば祭り地元の魅力を工夫して発信します(あげきのおひなさん)地元の魅力を工夫して発信します(あげきのおひなさん)地元の魅力を工夫して発信します(あげきのおひなさん)市内で採れた旬な野菜を中心においしい料理が並びます(農業公園レストラン「フラール」)市内で採れた旬な野菜を中心においしい料理が並びます(農業公園レストラン「フラール」)市内で採れた旬な野菜を中心においしい料理が並びます(農業公園レストラン「フラール」)

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