いなべ市｜平成25年度 施政方針

7/8

そこで、いなべ市10周年を記念して、NHKラジオ体操の公開生中継を8月7日、員弁運動公園サッカー場で開催します。ラジオ体操が健康づくりだけに止まらず、子どもと大人の、さらにはご近所同士の交流のきっかけになればと期待します。　また、昨年度、いなべ市体育協会に委託して実施したトップアスリートと一緒に交流するイベント「スポーツゲームズ」は、子どもたちに夢と希望を与えてくれました。今年度は市政10周年記念イベントとして更にその魅力をアップします。4　活力ある未来を拓く道4-1　整備が進む東海環状自動車道　平成32年度までの全線開通を目指し、いなべ市内でも着実に事業が進められています。昨年は、北勢（いなべ北）インターチェンジ（以下、IC）から以北では、十社地区で地元説明会を終え、測量調査や境界立会が始まりました。また、北勢（いなべ北）ICから、大安（いなべ南）IC、そして東員ICまでの区間では、橋梁詳細設計や地質調査などが実施されました。今年度は、北勢（いなべ北）ICから以北では、十社地区で用地買収が開始され、東員ICから北勢（いなべ北）ICの区間では一部工事が開始される予定です。　昨年、進出が決まった大手建設機械レンタル会社「アクティオ」は、進出の理由を「東海三県の中心的な位置と交通インフラの中核となる地域」であるとし、いなべ市の可能性を高く評価しました。東海環状自動車道の全線開通を追い風に、いなべ市の評価が更に高まることを期待します。4-2　モンベル・フレンドエリア登録　アウトドア用品のブランドとして有名な㈱モンベル（mont-bell）。平成20年9月の豪雨で倒壊した御在所岳の山小屋を再建するなど社会貢献活動でも有名です。このモンベルがアウトドア活動の拠点となる地域と提携し、全国35万人のモンベル会員に向け地域の魅力を発信し、支援する「モンベルクラブ・フレンドエリア」の一つにいなべ市が登録されます。北海道ニセコや新潟県妙高など全国25ケ所のフレンドエリアに、藤原岳や青川峡キャンピングパーク、宇賀渓を中心としたいなべ市が加わります。いなべが全国に向け発信されるとともに、交流を通して地域の活性化につなげます。4-3　農業経営を拓く　高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加などの課題を解決するため、集落ぐるみでの農業を支援する、いなべ市の集落営農支援事業。営農組織率の県内市町平均が20％でしかない中、いなべ市は70％と群を抜いて1位を誇り、その先駆的な取組が集落農業のモデルとなるなど、国や県で高い評価を受けています。　農家組合などが行う水路の整備や草刈などについては、「農地・水保全管理支払交付金事業」などの国の補助金を活用し支援をしてきました。今年度からは、国の補助要件を満たさない農家組合への支援などを盛り込んだ「経営体等育成支援事業」を創設し、生産活動への支援をさらに強化します。地域の手で農業を守り着実に後世へと継承される取組を進めます。また、担い手など、意欲のある農業者への農地の集積を促すとともに、畜産堆肥の利用による化学肥料の低減を推進して環境保全型の農業支援に努めます。4-4　住民票のコンビニ交付　近くて便利なお店コンビニエンスストアは、全国で約4万6千店舗にも及びます。このコンビニエンスストアで住民票の写しや印鑑登録証明などを発行できる「コンビニ交付」の導入に向けた準備を、平成24年9月からプロジェクトチームを設置し進めています。取扱店は現在のところセブンイレブンに限られていますが、今年度中にはローソン、サークルＫサンクスなどでも利用可能となる予定です。いなべ市役所で申請し、住民基本台帳カードの発行を受ければ全国のどこでも交付が受けられ、利便性が画期的に向上します。　平成26年4月からのスタートを目指し、今年度は交付時に本人確認のため必要となる住民基本台帳カードの発行手続などを行います。4-5　公共交通の未来　10年前、近鉄の廃線通告を受けて三岐鉄道に引き継がれた北勢線への運行支援は平成24年度で契約が終了します。沿線市町で協議した結果、平成25年度から27年度までの3年間、引き続き三岐鉄道に財政支援し、運行の継続が決まりました。いなべ市の支援額は年間約8,600万円で過去10年間の半額となります。また、三岐本線の大安駅は駅前に駐車して鉄道を利用するパーク＆ライドの乗客が多く、駐車場がいつも満車の状態です。そこで、駅に隣接する土地をご協力いただき駐車場を拡張します。　また、すっかり市民の足として定着している福祉バスについては大幅な改定を行っていない大安の運行ルートの調査を実施し、見直し準備を進めます。活動を通して地域のつながりも強くなります活動を通して地域のつながりも強くなります活動を通して地域のつながりも強くなりますいなべ市には、年間約7万人の登山客が訪れますいなべ市には、年間約7万人の登山客が訪れますいなべ市には、年間約7万人の登山客が訪れます

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です