いなべ市|平成26年度 施政方針
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112014.5 Linkシリーズでお店の取組を紹介しています。昨年10月には使用宣言店による、いなべ産の食材を使用したこだわりメニューの発表会を開催し、宣言店の交流を図るとともに、地産地消の取組をPRしました。「いなべを食す」の取組が、いなべの風土や食文化も味わえる“おもてなし”になることを期待します。5 シティ・セールスの価かたち値5-1 【サイクル・ツーリズム】  整備された幹線道路、連なる山並み、のどかな田園風景。サイクリングを楽しむ人にとっていなべ市は最高の舞台です。このいなべの魅力を活かして多く観光客に来てもらう「いなべサイクル・ツーリズム」を始めます。 具体的には、公共施設や飲食店に安全に駐輪できる盗難防止の自転車用駐輪棚(サイクルラック)の設置や、三岐鉄道と連携してレンタルサイクルステーションを設置するなど、自転車を使った旅環境を整備します。さらには、サイクリングイベントの開催など、自転車を通した観光・交流事業を実施し、いなべの魅力をより多くのサイクリストに知ってもらうとともに、市民の皆さんの主体的な参画を得ながら、おもてなしや交流を通じた地域の活性化につなげます。サイクル・ツーリズムが、観光まちづくりの一翼を担うことを期待します。5-2 【藤原岳山頂トイレの改修】 “絵日記を描きたくなる、最高のアウトドアステージ”。アウトドアの総合メーカー ㈱モンベルがいなべ市を紹介した冊子の見出しです。いなべ市は昨年、山の愛好家の誘客にモンベル46万人の会員向けに情報が発信される「モンベルフレンドタウン」に登録しました。中でも、花の百名山藤原岳は年間5万人もの登山者が訪れる人気の山です。その山頂にあるトイレは、藤原山荘運営委員会の皆さんで管理されていますが、建築後30年が経過し老朽化は否めません。そこで環境省の交付金を活用してトイレを建て替え、山ガール(女性登山者)へのイメージアップを図ります。5-3 【また訪れてみたい まちづくり】 行きかう人々。賑わうまち。まるで昭和のあの頃にタイムスリップしたかのようでした。昨年、旧阿下喜小学校「桐林館」とその界隈で開催された「秋のマルシェ・クラフト市」。阿下喜の魅力を知ってもらい、“また訪れてみたいまち”にしようと、「阿下喜を熱く語る会」、「阿下喜を紡ぐ会」が開催したものです。市内外から集った1万人もの人に、員弁の中心であった阿下喜の底力と可能性を感じました。 訪れた人に市民が堂々と地域自慢ができる、そんな観光まちづくりに取り組んでいます。昨年は一般の市民が観光の企画力を学ぶ「里の旅プランナー事業」や、元気リーダーや語り部の協力を得ながら、いなべ市でしか体験できない観光モニターツアーを開催するなど、市民と市役所の協働による観光まちづくりの種がまかれました。 今年度は、地域資源を活用した、いなべでしか体験できない着地型観光の商品化の支援や、空き家などを活用した民泊ツアーの研究に取り組み、観光まちづくりを芽吹かせます。5-4 【新エネルギーの導入】 平成24年から始まった再生可能エネルギーの固定買取制度を追い風に、今まで利用されてこなかった土地にも新たな可能性がでてきました。市が所有する遊休地や自治会が所有する未利用土地などに太陽光発電を誘致するため、事業者や関係者との調整を図ります。新エネルギーの導入を通じて固定資産税の増収を図るとともに、環境に配慮したまちづくりを進めます。5-5 【全国へのプロモーション】 いなべの魅力を首都圏で発信し、“いなべ”を売り込みます。昨年、三重県が東京日本橋にオープンした首都圏営業拠点「三重テラス」の来客数は、伊勢神宮式年遷宮の影響もあり、平成25年度の目標11万を大幅に上回る18万人に達しています。 いなべ市は平成26年3月21日から3日連続で「いなべ市フェア」を開催しました。西日本人気No.1の青川峡キャンピングパークや花の百名山藤原岳の紹介、モンベルウエアで着飾った「いなべ総合学園高校山岳スキー部」のファッションショー、清流の聖魚ネコギギの東京初上陸など、いなべの魅力が満載のイベントとなりました。 今年度も話題性のあるテーマを発掘し、いなべの魅力を全国に発信します。平成26年度 施政方針<いなべ市フェア>1.親子連れで賑わったバードコール作り 2.アウトドアに関するワークショップを多数開催 3.関東初上陸のネコギギ 4.5.いな総山岳スキー部によるファッションショー12345

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